​「気管支ぜんそく」や「長引く咳」は是非ご相談ください!

 「日本小児呼吸器学会」に所属し、日々新しい医療情報をクリニックでの診療に活かしています。お子さんたちが日常遭遇する「かぜ」はもちろん「なかなか咳が止まらない!」といった相談や受診が大変多く、その原因診断や​治療をご家族への十分な説明とともに行なっています。

 

 その中でも「気管支ぜんそく」は慢性疾患であり的確な診断と長期的な治療計画が重要となります。定期的に重症度やコントロール状態の評価しながら、患者さん本人とご家族にも協力して頂き治療計画を立てていきます。

​当院での気管支ぜんそく診療について

気管支ぜんそくは慢性炎症としての「定期的な治療」と、「発作時の急性期管理」の二本立ての対応が求められます。当院では「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン」に沿った治療を心がけています。

 

気管支ぜんそくの病態としては、子どもさんの肺の中(気管支)で「ぜんそく」による「アレルギーの炎症がくすぶった状態」だと思ってください。この状態のまま風邪をひいたり、ホコリを吸ったり、運動をしたりすることで、咳やゼイゼイなどの「ぜんそく発作」が引き起こされます。この「アレルギーの炎症」をしっかりと押さえることが「気管支ぜんそく」治療の大事なポイントです。

​「気管支ぜんそく管理のポイント」

●気道の慢性アレルギー性炎症

●長期的な管理・指導が必要

●重症度を評価して治療ステップを決定

<予防管理>

①生活環境の改善

②抗ロイコトリエンなどの内服薬

③ステロイド吸入薬

重症度は、ぜんそく症状のあらわれる頻度とその強さで分類します。

間欠型:

 軽い症状が年に数回生じる場合で、呼吸が苦しくなっても薬で治り、短期間で症状が改善し、持続しない状態

軽症持続型:

 軽い症状が月1回以上、週1回未満で、症状の持続は短い状態

中等症持続型:

 軽い症状が週1回以上、毎日ではなく、ときに中・大発作となる状態

重症持続型:

​ 毎日症状があり、週1、2回は大きな発作がある状態(それ以上は最重症持続型)

ぜんそく治療は重症度に応じた長期管理を継続すること!

ぜん息の治療で大切なことは、気道のアレルギーの炎症をしずめるための長期管理薬の服用を続けることです。気管支拡張薬は発作のときだけ吸入します。ぜん息発作がないからといって自分の判断で薬をやめてはいけません。ぜん息症状がない状態を維持して日常生活が普通にできることを目標に治療を進めます。最終的には、ピークフローや各種の検査でも問題がなく、ぜん息でない子と同じように運動や日常生活を送ることができるようになることを目指します。

​長引く咳は、詳細な病歴と鑑別診断から!

「急性咳嗽」

ウイルス性気道感染症(いわゆる風邪症候群)が大半を占め、50%が10日以内に改善。逆に、50%以上の「かぜ」ではそれ以上咳嗽が持続します。

「慢性咳嗽」

原因としては、マイコプラズマや百日咳に代表される呼吸器感染症、気管支喘息、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に伴う「後鼻漏症候群」が3大要因と言われています。

●成人は8週間以上続く場合を「慢性咳嗽」

●小児では4週間以上を「慢性咳嗽」

●2週間以上を「遷延性咳嗽」

●それ以下を「急性咳嗽」

(小児の咳嗽診療ガイドラインより)

これらを念頭に、抗菌薬の適正使用も考えながら診断と治療を勧めていきます。

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